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親知らず ②

2017年6月12日

院長の住岡です

今回は上あごの親知らずについてお話します。

 下の親知らずは、ものがつまったり、歯肉が腫れたり、手前の歯がむし歯になったり、また横を向いている場合は押されることで前の歯の歯並びが悪くなったりする場合に抜歯をすすめることを以前に説明しました。

 上の親知らずも同様に歯肉が腫れるなどの症状がでた場合は抜歯をすすめます。

また、骨に埋まっている場合、手前(第二大臼歯)の歯が押されて、外側(ほっぺた側)を向いている場合があります。この場合歯ブラシがうまく当たらず第二大臼歯が虫歯になっていることが多いため、抜歯が必要となることがあります。

 上の埋まっている親知らずは周りの骨がうすいので、下の親知らずに比べると比較的容易に抜歯でき、腫れも少ないです。ただ、上顎洞という穴が近いので、穴があいてしまった場合は丁寧に歯肉を縫合する必要があります。

 大きな病院の口腔外科を紹介される場合が多いですが、当院では可能な限りご希望の日に待ち時間を少なく、短時間で、抜歯させていただくようにしています。

どうしようか悩んでおられる方は一度口腔外科専門医にご相談ください。

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