こんにちは、院長の住岡です
GWも終わり、気温の高い日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
前回も投稿いたしましたが、舌にできものがある、ほっぺたに白いものがある、舌に痛みがあるなどの訴えで受診される患者さまが5月になっても引き続き多く来院されます。
上の写真は舌の先端に膨れたできものがありました。
がんではないかと心配されていましたが、局所麻酔で摘出し、病理組織検査を行い、結果は線維腫でした。
線維腫とは、口腔粘膜、とくに頬粘膜(きょうねんまく)や舌にみられる良性腫瘍の一つです。
線維細胞および結合線維を実質とする腫瘍で、肉眼的には境界の明瞭なものが多いです
原因は、歯や義歯などによる慢性の機械的刺激に関係するといわれています。
治療方法は摘出になります。悪性化(がん化)する可能性は低いですがごくまれに悪性化することもあります。長年かかって悪性化する場合もあり、長期にわたる経過観察が必要です
数か月がんではないかと心配されていましたが結果を聞いて安心されていました。今後も引き続き経過をみていく予定です。
すみおか歯科口腔外科では親知らずの抜歯や普通の歯科治療だけでなく、お口のがん検診、組織検査も行っております。早期発見、早期治療はとても重要です!
何かお悩みのある方は、当院(0797-61-8811)までご連絡ください。
すみおか歯科口腔外科 院長 住岡