こんにちは、院長の住岡です。
3月になり、暖かくなってきましたが、花粉の飛散もピークを迎えようとしています。
この時期に鼻づまりの症状を訴える方が多くなりますが、歯が原因で鼻づまりの症状がおこることがあります。
上あごの歯の虫歯や歯周病を引き起こした細菌による炎症が上顎洞(蓄膿症(ちくのうしょう)で膿(うみ)がたまる場所)に炎症を起こすことがあり、これを歯性上顎洞炎といいます。
上顎洞は上あごの歯や上の親知らずと接近しているので、虫歯や歯周病を治療せずに放置していると、歯性上顎洞炎になることがあります。
急性の場合には、歯の痛みに続いて、突然悪臭の強い膿のような鼻汁や頬の痛みが現れます。
慢性の場合には、歯の痛みは比較的少ないですが、鼻づまりや目の下が重たい、頭痛がするなどの症状があります。
いずれも片側だけに起ることが多いようです。下の画像は画像の右側が灰色になっていて膿がたまっています。(左側歯性上顎洞炎)
上顎洞炎の治療と原因歯である虫歯や歯周病の治療をいっしょに行う必要があります。当院では以上の症状をお持ちの方の治療も行っております。
お悩みのある方はすみおか歯科口腔外科(0797-61-8811)までご連絡ください。